7月の奥田染工場、奥田塾は反応性染料の防抜染プリントでした。

6月に反応性染料のプリントをして、この時は色を重ねた所は混色されて、別の色になります。
今回は色が重なったところが防染(色を防ぐ)と抜染(脱色)が一度にできる染め技法です。

・防染→糊を使い、プリントの重なった所は重色しない
・抜染→薬品を使い、生地を染めた物の色を抜く
※反応性染料は抜染のみはできないようです。

言葉で説明が難しいので、写真で確認してください。

今回は反応性染料の中の2種類の染料を使用します。
①生地染め、糸染め用の染料。
②プリント用染料。

プリント用染料の中に、ある薬剤を使用すると、繊維と①生地染め用染料が結びつく前に、②プリント用染料が結びつくという不思議。
染料は蒸しの温度上昇で染料が繊維に結合するので、先に色を着けたから定着するのという訳ではなく、ある薬剤効果で②を上から乗せて抜染し着色してしまうのはなんとも不思議。
ちなみに①②を一緒に染めと蒸しをしないと防抜染はできないので注意です。
刷毛染×版をする場合は①→②で良いのですが、
版×版の場合は②→①だそうです。防染効果がこの方が高いようでした。

今回私は刷毛染×版で布を染めました。
私が持って行った生地が広幅の150cmだったので、色々お絵描きして最後に水玉グレイ色で版染めしました。
色が重なっていないのがわかりますか?グレイはグレイ色のみです。


また、今回は紗張りもして、次回が感光し、オリジナル版が完成します。
デザイン画は終わったので、あとはオペークして完成させなければ。